剣道部 さんの感想・評価
2.0
カードゲームの実況動画
[文量→中盛り・内容→雑談系]
【総括】
ビルディバイトというカードゲームの販促アニメ。
カードゲームの勝敗により、全ての優劣が決まってしまう社会「新京都」を舞台に、王への挑戦権をかけて戦う少年の物語。
カードゲームをアニメ化したものの中では、かなり「カードゲーム」の要素が強めです。それがなんか、「実況動画」観ているみたいだなと。
当然、その分ドラマ性は薄く、この辺は好みが分かれるでしょうね。
ただ、終盤はきちんとドラマ性を押しだきてきて、まずまずバランスが良いアニメだったかな、結果として。
《以下ネタバレ》
【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
カードゲームというのは、様々な素材の中でも、トップレベルに、アニメとの相性が悪いと思っています。
フィールドを作る1枚の強カード+その他のカードというのは、なかなか面白いと思いした、カードゲームとしては。
が、これはどんなカードゲームアニメでも同じなんですけど、
①カードを集める過程がほぼ描かれないため、各カードに愛着がわかない。
②各カードの効果を知らないので、コンボのスゴさが分からない。
③ドローが思い通りにいく以上、戦術もへったくれもない。
という点が視聴を妨げます。
ていうか、本来はこの①②③こそ、カードゲームの醍醐味だと思うんですけどね。
私が実際にプレーしたことがあるカードゲームは、「マジック:ザ・ギャザリング」の一択(基本は青黒デッキで、嫌われてましたw)です。それも、盛んにやったのは小学生~中学生の間だけなので、大してカードゲームにはハマらずに来ました。
とはいえ、一時は本当に好きで。
まず、①ですよね。カードを買うときのワクワク感。今で言うガチャと同じシステムですが、近所で売ってるところが1ヶ所しかなく、よく通いました。
ハズレがあるから、当たりが嬉しい。
カードを金で買えるところ(中古ショップ)が出てからは、とたんにつまらなくなったな~。金で買えるカードには愛着が沸かない。ギリギリ認められるのは、トレードまでかな。
でも、アニメキャラはガンガン強キャラレアカードばかり持ってるしね。
また、②も重要ですよね。今のようにネットで簡単に情報を集められる時代じゃなかったから、実戦の中で覚えていくしかなくて。友達が新しいカードをゲットしたら、それでしばらく話が盛り上がる。
アニメとして観るとき、「知らないカードがバンバン出てきて、知らない効果が発揮される」のですが、たから「これは上手い戦術だな」思えないのが残念。
(でもこのアニメ、登場するカード少ないよね。違うキャラが結構同じカード使ってるし。まだ、カードの種類自体が少ないのかな?)
③はもう、アニメならどうにもできないですね(苦笑)
本来は、ドローの偶発性こそ、カードゲームのゲーム性を決めていると思います。もし、アニメで再現するなら、「THE FIRST TAKE」ばりに、「監督とシリーズ構成あたりが、アニメキャラと同じデッキを使って、ガチでカードバトルし、その結果を100%、アニメのストーリーにしています」という約束のもとにアニメを作るとかね。
まあ、主人公がしょっちゅう負け、しょっぱいバトルが続くクソアニメになる可能性は高いですが(笑)、斬新だとは思いますよ(当然、リアルバトルの様子は、アニメ放送後に公式サイトでノーカット放送ですよ)w
ということで、アニメとカードゲームは食い合わせが悪く、面白いアニメにするためには、カードゲームをおまけにしてドラマ性を高めるしかないわけで。実際、本作も中盤以降は、キャラとストーリーの比重を大きくしてましたよね。それで少し持ち直した感じですね。
でも、「じゃあ、別にカードゲームじゃなくてよくね?」ってなるし。難しいよね。
ああ、ちなみに私はこのレビューで1つだけ嘘をついていて、本当は「スパロボのカードゲーム」もやってたのですが、周りでやっているのが自分含めて三人だけだったので、すぐにやめました(笑) 誰か、スパロボのカードゲームやってた人、いました?(笑)
{/netabare}
【各話感想(自分用メモ)】
{netabare}
1話目 ☆3
カードでナイフ切った(笑) とりあえず、チュートリアル(笑) いや、このルールならバーストの枚数覚えておくなんて、初歩じゃね?
2話目 ☆3
わりとカードが被っているのは、販売初期だから?
3話目 ☆
4話目 ☆2
ただバトルするだけもありなのね。妹。少しストーリーを出してきたかな。
5話目 ☆2
6話目 ☆2
なんか、能力バトルに? 迷走だよな(苦笑)
7話目 ☆3
サービスシーンで、テコ入れ?
8話目 ☆4
この回はストーリー性があって良かった。テルトのガキ臭い自尊心からの行動。
9話目 ☆
10話目 ☆
11話目 ☆
12話目 ☆
{/netabare}